
多くの男性は「早漏」に悩まされています。
早漏は、日々の対策やトレーニングによって改善することが可能です。
しかし、間違った方法を取れば、改善どころか症状を悪化させる原因となります。
性生活において、パートナーとの満足感はとても大切です。
本記事では、早漏改善のトレーニング方法について徹底解説していきます。
早漏に悩まされている方はぜひ参考にしてください。
- 早漏とは?
- トレーニングの必要性
- 早漏の種類
- 早漏の原因
- 早漏改善トレーニングのやり方
- 普段からできる早漏対策
目次
早漏とは?トレーニングの必要性を解説

早漏とは、性行為(セックス)中に自分の意思に反して短時間で射精してしまう状態を指し、多くの男性が悩みとして抱えています。
射精のタイミングをコントロールできず、満足感を得にくくなることから、パートナーとの関係性にも影響を及ぼす場合があります。
このような悩みを解決するためには、トレーニングによる射精コントロール能力の向上が有効です。
トレーニングを行うことで、自分自身の身体の反応を把握しやすくなり、持続時間の延長や自信へのつながりが期待できます。
具体的な方法としては、筋肉の強化や精神的な安定を目指したトレーニングが挙げられます。
射精のコントロールができるようになると、性生活の質も向上し、心身ともに健やかな関係を築くことが可能です。
早漏の種類

早漏には大きく分けて2種類が存在します。
- 原発性(終生)早漏
- 続発性(獲得性)早漏
ここでは、それぞれの種類について詳しく解説していきます。
原発性(終生)早漏
原発性(終生)早漏は、初めての性体験から一貫して射精のコントロールができない状態を指します。
このタイプの早漏は生まれもった体質や遺伝的な要素が関係していることが多く、通常、何年もそれが改善されないことが特徴です。
たとえば、思春期以降ずっと早漏が続く場合がこのタイプにあたります。
また、性的な刺激に対する感受性が非常に高い場合もあり、射精反応が早く出てしまいます。
心理的な要因よりも生理的、もしくは神経的な要素が影響しており、単純な訓練や一時的な対策だけでは十分な効果が得られないことも少なくありません。
そのため、専門的な治療や継続的なトレーニング、生活習慣の見直しなど複合的なアプローチが推奨されます。
続発性(獲得性)早漏
続発性(獲得性)早漏は、もともとは射精のコントロールができていたにもかかわらず、途中から急に早漏の症状が現れるケースです。
このタイプは、
- 加齢
- ストレス
- 心身の不調
- ホルモンバランスの乱れ
などさまざまな要因によって引き起こされます。
たとえば、仕事上の大きな変化や人間関係のトラブル、慢性的な疲労などが引き金となりやすいです。
さらに、既往の泌尿器疾患や内服薬の副作用などが原因となる場合もあります。
正確な原因をつきとめ、適切な改善策を取り入れることで、射精コントロールを取り戻せる場合が多くみられます。
早漏の原因

早漏の主な原因は複数存在します。
身体的要因から精神的要因まで幅広いです。
ここでは、早漏の原因について詳しく解説していきます。
- 過敏性早漏
- 心因性(ストレス性)早漏
- 衰弱性早漏
- ED性早漏
過敏性早漏
過敏性早漏は、亀頭や陰茎全体がとても敏感で、刺激に弱くすぐに射精してしまう状態です。
特に、包茎や刺激に慣れていない人に多くみられます。
このタイプの早漏は、皮膚の過敏さや神経の伝達が関係しているため、コンドームや麻酔クリームの使用が一時的な対策です。
普段からのケアや適度な刺激で感度を調整することで、徐々に射精までの時間を延ばせるようになります。
感度が高い場合には、物理的な工夫と併せてリラックスを心がけることが効果的です。
心因性(ストレス性)早漏
心因性(ストレス性)早漏は、不安や緊張、パートナーとの関係性による精神的なプレッシャーが原因です。
精神的なストレスが高まることで脳が過剰に反応し、射精がコントロールしづらくなります。
たとえば、性的な失敗経験やパートナーとの相性の不安が続くと、早漏の症状が悪化する場合があります。
心因性早漏の改善には、まずストレスや不安を取り除くことが重要です。
リラックスする時間を持ったり、カウンセリングを受けたりすることで、気持ちが安定し、射精のコントロールがしやすくなります。
パートナーとの信頼関係を築くことも改善の大きな助けになります。
衰弱性早漏
衰弱性早漏は、加齢や病気、慢性的な体力低下が原因で起こります。
体力や免疫力が落ちることで、性的なエネルギーも減ってしまい、射精コントロールが難しくなることが特徴です。
たとえば、長期間のストレスや慢性疲労、基礎疾患による体調不良が重なると、症状が現れやすくなります。
衰弱性の場合は、睡眠や食事、運動といった生活習慣の見直しが効果的です。
全体的な体力や健康管理が射精のコントロール力向上につながります。
必要に応じて医師の診察を受けることも大切です。
ED性早漏
ED性早漏は、勃起不全(ED)などの勃起トラブルを抱えている男性に多くみられます。
勃起が十分に持続しないことで、無意識のうちに射精を急いでしまい結果的に早漏につながる場合があります。
自信喪失や心理的な焦りが重なることで、悪循環になりやすいです。
EDの改善とともに早漏の症状も改善するケースが目立ちます。
ED治療薬の使用やリラックスした環境づくりが効果的です。
EDの治療とあわせて、射精コントロールのトレーニングを行うと、より安定したパフォーマンスを得られます。
早漏改善トレーニングのやり方

早漏改善トレーニングは、自宅で簡単に始められます。
代表的なものとしては、射精をコントロールするためのセマンズ法やスクイーズ法、骨盤底筋を強化するケーゲル体操などがあります。
これらのトレーニングは必ずしも特別な器具を必要とせず、毎日の習慣に取り入れやすいです。
継続することで少しずつ射精コントロール能力が向上します。
- セマンズ法(ストップ・スタート法)
- スクイーズ法
- ケーゲル体操(骨盤底筋トレーニング)
- メンズトレーニングカップ
セマンズ法(ストップ・スタート法)
セマンズ法(ストップ・スタート法)は、射精直前に刺激を止めて一度休み、再び刺激を再開するトレーニング方法です。
具体的なやり方は、以下の通りです。
- パートナーに手でペニスを刺激してもらう
- 射精しそうになったら刺激を止める
- 射精を我慢する
- 射精感が落ち着いたら刺激を再開する
- 4回繰り返す
性行為(セックス)やマスターベーションの際、射精しそうになった時に手や動きを止めることで、射精タイミングを徐々にコントロールできるようになります。
繰り返し実践することで、自分の快感のピークを把握しやすくなり、持続時間の延長が期待できます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、焦らず続けることが大切です。
パートナーと協力して行うのも良い方法です。
スクイーズ法
スクイーズ法は、射精しそうなタイミングで陰茎の亀頭部分を軽く圧迫することで射精反射を抑えるトレーニングです。
具体的なやり方は、以下の通りです。
- ペニスを勃起させる
- 射精しそうなタイミングでカリ部分を親指と人差し指で圧迫する
- 10秒~20秒圧迫を続ける
- 射精感が落ち着いたら刺激を再開する
- 4回繰り返す
圧迫によって快感が一時的に収まり、射精までの時間を延ばすことができます。
自分ひとりで最初に練習し、慣れてきたらパートナーと共同で行うとより効果的です。
慣れないうちはタイミングを掴むのが難しいこともありますが、繰り返し試すことでコントロール力が高まります。
実践を重ねることで、早漏改善に役立ちます。
ケーゲル体操(骨盤底筋トレーニング)
ケーゲル体操(骨盤底筋トレーニング)は、骨盤周辺の筋肉を鍛えることで射精コントロール力を向上させる方法です。
具体的なやり方は、以下の通りです。
- リラックスできる体勢になる
- 肛門をギュッと締めて骨盤底筋に力を入れる
- 3秒~5秒かけてゆっくりと力を抜く
- 10回繰り返す
筋肉群を意識して収縮・緩和を繰り返すことで、下半身の血流が改善し、射精反射を抑える効果が期待できます。
日常生活の合間に誰でも手軽に続けられるため、継続しやすいことが魅力です。
トレーニングを習慣化すれば、自然と射精までの時間が延びやすくなります。
健康維持にもつながるので、ぜひ取り入れてみてください。
メンズトレーニングカップ
メンズトレーニングカップは、TENGAが販売する「メンズトレーニングカップ」を活用したトレーニングです。
セルフケアや射精コントロール練習のために開発された専用アイテムで、段階に応じて複数の種類が用意されています。
- Lv.1:素材が柔らかく手刺激が弱い
- Lv.2~Lv.4:徐々に刺激が強くなる
- Lv.5:刺激が最も強く、本番に近い感覚
最初はLv.1からトレーニングを行い、刺激に対して慣れてくるとレベルアップさせていきます。
最終的にLv.5に慣れた頃には、早漏を改善できているという商品です。
手軽にトレーニングをしたいという方に向いています。
普段からできる早漏対策

普段からできる早漏対策を取り入れることも改善に有効です。
生活習慣や気持ちの安定が射精コントロールに大きく影響するため、簡単な生活の見直しは大切です。
早漏改善トレーニングと併用することで、お互いの効果を高め合うことができます。
- 早漏治療薬を試す
- ED治療薬を試す
- 厚手のコンドームを着用する
- 睡眠時間の確保
- 適度な運動
- バランスの良い食事
- ストレス発散
- パートナーとのコミュニケーション
早漏治療薬を試す
早漏治療薬を試すことも改善策のひとつです。
市販薬や処方薬には、射精反応を抑制する成分が含まれており、効果的に持続時間を延ばせます。
医師の指導を受けて適切な薬を選ぶことで、安全に使用可能です。
特にトレーニングだけでは難しい場合や、一時的に結果がほしい時などに活用されています。
他の対策と組み合わせて使うと、より満足度の高い結果につながります。
ED治療薬を試す
ED治療薬は、勃起力の改善だけでなく早漏対策にも一定の効果があります。
十分な勃起状態が保てることで自信が生まれ、射精の焦りが減少しやすいです。
その結果、精神的な安定やタイミングのコントロールに役立ちます。
専門医に相談しながら適量を守って使用することが大切です。
薬の特性や副作用にも注意しつつ、自分に必要なサポートを受けましょう。
ED治療薬はオンラインクリニックを利用することで簡単に処方してもらえます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
厚手のコンドームを着用する
厚手のコンドームを着用することで、性器への刺激が緩和され早漏対策に役立ちます。
通常のものより厚めの素材が使われているため感度が抑えられ、射精までの時間を延ばしやすいです。
手軽かつ安全に試せるメリットがあり、副作用の心配もありません。
市販品は多種多様なので、自分に合ったフィット感や素材を選ぶことで快適に使用できます。
特に過敏性早漏で悩んでいる場合は効果を感じやすいです。
予防策の一つとして積極的に取り入れてみることをおすすめします。
睡眠時間の確保
睡眠時間の確保は、早漏改善のためにとても重要です。
十分な睡眠を取ることで、ホルモンバランスや神経伝達が安定しやすくなります。
睡眠不足が続くと心身ともに疲労がたまり、射精コントロールがしづらくなるため注意が必要です。
毎日決まった時間に寝起きすることで、体調が整いやすくなります。
生活リズムを整えることが、早漏対策においても効果的だと言えます。
心身のリフレッシュのためにも、質の良い睡眠を意識しましょう。
適度な運動
適度な運動は、全身の血流を促進しホルモンバランスを整える効果があります。
特に心肺機能や筋力が高まることで、性的なエネルギーの維持につながります。
有酸素運動や筋トレを生活に取り入れることで、早漏の改善に効果的です。
運動はストレス解消にも役立ち、気分転換にもなります。
短い時間でも定期的に運動をすることで、心身ともに健康を保ちやすくなります。
健康的なカラダ作りを意識し、早漏改善を目指しましょう。
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、体調管理だけでなく早漏対策にも欠かせません。
特に、ビタミンやミネラルを適切に摂ることで、ホルモンバランスが正常に保たれ神経の働きが安定します。
脂質や糖質の摂りすぎには注意し、野菜や魚、良質なたんぱく質を積極的に取り入れましょう。
無理のない範囲で食生活を改善すると、体調も整いやすくなります。
腸内環境が良くなることで、精神的な面にも良い影響が期待できます。
食事面から健康づくりに取り組みましょう。
ストレス発散
ストレス発散は、心因性早漏の予防や改善に大きく役立ちます。
過度なストレスによって脳が過敏に反応し、射精コントロールが難しくなるためです。
適度に趣味やリラックスできる時間を持つことで、心身のバランスを整えやすくなります。
たとえば、音楽を聴いたり軽い運動をしたりと自分なりのストレス解消法を見つけることが重要です。
ストレスを抱え込まず、日々リフレッシュを心がけましょう。
安定したメンタルが早漏改善につながります。
パートナーとのコミュニケーション
パートナーとのコミュニケーションは、早漏の悩みを共有し二人で乗り越えるために欠かせません。
お互いの気持ちや悩みをオープンに話し合うことで、精神的なプレッシャーが和らぎます。
協力して改善策を試してみることで、信頼関係が深まります。
また、工夫しながら楽しむことで緊張がほぐれ、自然と性交渉にも自信が持てるようになります。
良好なコミュニケーションは、早漏改善には重要です。
まとめ
早漏にはさまざまな原因とタイプがあり、それぞれに効果的なトレーニングや対策が存在します。
適切な方法を選んで継続的に取り組むことで、射精コントロールが上達し性生活の充実につながります。
生活面での心がけやパートナーとの協力も重要なポイントです。
自分に合った対策を組み合わせることで、より確かな効果が期待できます。
まずはできることから少しずつ始めて、ステップアップを目指しましょう。
今から行動を起こして、自信ある毎日につなげてみてください。




